時間が経って冷静になれてきたので・・・


もうちょい言及するとすれば
たぶん、奴らは祭りをしてるんだと思う。化け物を前にして、狂喜しながら踊ってるんだ。
挑めば確実に壊される実力差。そんなもの宇宙の彼方に忘れて、次々に散っていく姿
そんな空間に、Otherworld バックミュージックに没頭する
キャラに呼応されるように、こっちのテンションも天井知らずだ


滾る血が 皮膚突き破り 噴き出そう


登場人物は全員、狂ってる奴しか居ない。正気で狂ってる。ラリってる。
・・・皆、僕のことを普通じゃないというが・・・いや、僕自身、この期に及んで自分が普通だなんて言わないけど
じゃねぇぞ狂いっぷり
こいつらと比べたら、僕なんて極めて善良な一市民以外の何者でもない。


そうして
この作品は、そんなテンションを読者にも分けてくれる所が最高
―例えば
いつもは用法容量とかビビって神経質に計ってる脱法ドラッグ
読んだ直後なら、一気飲みさえ出来る気分になる
たぶん、死ぬけど
その前に、一生分の喜び味わえるからいーや、とか
そんな気さえ、脳に容易に許可させてしまう。


人生
こんな作品に出会えて良かった