的を射てると思った話


昨日、一昨日とアーク宅にお世話になったのだけど
そのとき、ハイビジョン放送での映画を初めて見る機会があった(スポーツなら家でアテネ見てんだけど)


「さすがに綺麗だなぁ〜」との感想を僕が言うと
彼は「逆に鮮明過ぎて、撮影で取られたものってのがわかって冷めるときもあるよ」と返してきた
なるほど納得の弊害だと思った


例外もあるけれど、それでもファンタジーを始めとした多くの映画作品は
現実・・・というより、”造られた演技”からの飛翔力があって当然だと僕は思う
より現実に近く、また場合によっては現実以上に、振る舞い
劇中に創られる確固とした世界観が、僕は何より好きだから。
けれどハイビジョンという画質の向上は、その楽しみを壊してしまう可能性も内包してるんだと思い知った
・・・・監督さん、これから大変やなぁ〜。


(そもそもこの話は、映画の”演出”であったり”撮影方法”であったりをほとんど気にかけない
 僕に限ったものなのかもしれないけど・・・・。「製作者」じゃなく純粋な「鑑賞者」だけの視点みたいな)




ただ、話は変わるけど・・・どんどん時代は進んでくねぇ・・・
ほんの数年前は、DVDが高画質と呼ばれた時代もあったってのに(いや、今でも大多数はそう呼んでるけど)
現実は、もう「DVD程度」の次元に入り始めてる。
レンタルや購入で見るDVD作品よりか、普通にデジタル放送で見る映像の方が画質がいいって
・・・・なんだかなぁ〜・・・。違和感に思うのは、僕だけなのかな・・・・。
早いトコ次世代メディアの普及に期待したいですばい。


―あ、やべやべ論が矛盾しちゃう所だった
何で雰囲気壊すかもしれない高画質を、次世代メディアの普及で求めるか
そりゃもちろん、アニメとか(ry ・・・・ねw