メタルギアソリッド3


METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER

METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER


1から始めるつもりが、以前から友達に3を借りてて
我慢できずにプレイするうち、ついにクリアしてしまった。


同封されてたチラシみたいのに、どっかの映画監督の賛辞が載ってて
MGS3はアクションゲーム史上最高の作品の一つだ。他のゲームはMGS3の後塵を拝するしかない」
―なんて言葉が記されていたけれど


強ち否定も出来ない・・・・いや、というよりも全くその通りだと頷かされる内容だった。
シャゴホッド戦の、まるで映画の中で操作してるかのような斬新さ
バイクの逃走劇の臨場感
他にも・・・今すぐここでは思いつかないけれど、ゲームをしていて「おおっ面白い」と感じさせられる場面は
それこそ幾度となくあったのは間違いない


そして何より、ザ・ボスの生き様
最後に明かされた真実には、本当に打ちのめされた
感動の涙とか、そういった次元じゃない。ただただ圧倒された、みたいな。
自分が愛する国だから、世界中から汚名を着せられようと―その愛する国からさえ―厭わない
「軍人とはそういうもの、任務とはそういうもの」か・・・・。記憶に残る、言葉だった・・・。


これちょっと、個人的な話になるけども
僕、軍人は基本的に好きじゃなかったのね。倫理みたいなものを考えると。
自分が元々相対主義だからってのもあるけど、「任務が正しい」と決め付け
自らで何が正しいのか考えることを放棄してる軍人がさ。好きじゃなかった。


もちろん、それは軍人であるがゆえの「仕方ない」ことだってのも理解してるけどさ
けれどなんていうか、彼等自身がそれを言うのは、開き直るための言い訳にしか見えなかった
―しかしながら今回、あそこまで最後まで、任務に忠実でいたザ・ボスの姿を見ると
それも究極的に、一つの理念なんだろうか・・・・と、理解せざるを得ない


身も心も名誉さえ、全てあの国に捧げてきた・・・・か
「私には何も残ってない」と言ってたけど、あれは正真正銘の事実なんだろうね・・・。
しかし、なぜそこまで彼女が愛国者だったのか。純粋に知りたいところだけど。