トラスティベルショパンの夢感想


トラスティベル‐ショパンの夢‐攻略ガイドブック


RPGをプレイすること自体が何年ぶりだろうって感じだったけど
昔と変わらずのめり込んでプレイ出来たのは、個人的に密かに嬉しかった。
それだけ物語が楽しかったってこともあるけど。


ただまぁ、結論から言うと、一部でクソゲーと言われてるのも理解できるエンディングだったのは事実。のっけから評価逆転だけど、かなり抽象的でわかりにくいEDなんだよね。電波と言われても仕方ない。


しかしそれを踏まえた上で、僕個人の感想を言うのなら、やはり良い作品だった。
キャラクターの立ち振る舞いや台詞がどれもイチイチ独白のようで演技的なのは
ヨーロッパのミュージカルを連想させるようで、題材と相まってとても魅了的だったし
やはり次世代機ということで画質は申し分なかった。わざわざHDMI端子を買った甲斐もあったというもの。
それを彩る音楽もまた、さすが音楽を題材とするだけあって、どれも秀逸なBGMばかりだった。


また・・・なぜそうなるのかは意味がわからなかったけど
ラストバトル。赤い荒野にショパンの「革命」をバックミュージックに戦う演出は
そんなのどうでもいいぐらい鳥肌が立った。


総括すると演出なんかの「見せ方」はとても上手かったけど
ストーリーの「意味付け」にちょっと失敗した作品だったのかなと


しかしそれでも、あとからまとめサイトを見れば
わからなかった疑問が解消されて、そんな壮大なロジックが隠されていたのかと感銘を受けた
それをもう少しわかりやすい形で示して欲しかったってのはあるけどね。
(まぁわかりにくくすること自体を狙った演出だったのかもしれないけどさ)


ちなみに、25日のニートカレー
あれは劇中の料理屋のメニューにあった。「じっくり寝かせたニートカレー」だっけな
それをヒロインが”寝かせすぎじゃないかしら?”なんて言ってたのが衝撃的だったので・・・。
まぁ、シュールなネタだけど世界観の雰囲気壊すのは止めて欲しいとおもた。