6人の激戦激闘



連日同じ話題でアレだけど、またしてもホールデム
しかし今回のそれは今までのとは全く別次元の戦いと言っていい。
なんてったって、レートが10倍の大勝負。


今までは1ラウンド(24回)、持ち点100点でスタートしてたんだけど
今回は10倍の1000点でスタートした。当然、掛けられる”最低限度額”も10倍。
5ラウンドやったので一人の最低投資点数は5000点。
ポットに賭けられた総合計額は、最終的に3万3千点を越えた。


そんなクレイジーな勝負の呼び掛けに集まったのも、当然腕に自信があるか、生粋のギャンブラーばかり
実際、僕以外の5人全員が、パチンコorスロット―プレイヤーだった。


そんなツワモノたちに囲まれた中
夜11時に始まった勝負は、5ラウンドを消化し、さらに余興も含めて朝7時30分まで続けられた。
時間にして、なんと8時間30分
それだけの時間を、ほとんど休息もすることなく、僕等はずっとポーカーをプレイし続けていた。


だがしかし、それさえ一瞬に感じられてしまうほど、その中身は、緊張と歓喜と絶望の連続だった。
レートが大きいゆえの、安易な行動には出れない緊張感。浮き彫りになる精神力と決断力、そして何よりも、運。
果てしなく、濃密な時間だった。今までで一番、面白かった。


そして、結果的にその中でも僕は

ダントツで一番の戦果を挙げることが出来た。


運が良かったのは、認める
実際、K、10のツーペアでオールインしたら相手がスリーカード持ってて
残り一枚でKが出なければ僕の勝ちはない・・・!って絶望的な場面でKを引いたりした。
確立にしておそらく数パーセントの勝利。そのときは、神が降臨したと思った。


けど、実力でもぎ取った勝負もあった。
プリフロップで自分のポケットがA,K、まずは100のレイズ、しかしタイトプレイヤーがそれにコールしてきた。
その後、フロップでA,3,4が捲られ、トップペアでヒットした僕は尽かさずレイズ
しかし、なぜかそれにもコールしてきた相手
さらにターン、リバーでローカードが来てAを除く3,4,6,8のストレート目が揃う
その瞬間、タイトプレイヤーのはずの相手がレイズを仕掛けて来た
一瞬戸惑うも、タイトな相手がプリフロップの段階でビックスリックなしに僕のレイズについてくるか?
―と考えたときに、2,5や5,7で付いてくるとは考えられなかった。ボードはレインボーでフラッシュも無い。
ゆえに、持ってるとしたらK,QやA,J、もしくはポケットペアだろうと推測したのち
前者ならブラフ、後者なら極めて低い確率がゆえに負けても仕方が無いと覚悟した。そして、コール。
結果は、僕の勝ち。相手は予想通りK,Qを持っていた。