僕らの変拍子


僕らの変拍子 (バーズコミックス)

僕らの変拍子 (バーズコミックス)


最近読んだけど
この作者も、クスリのこと良くわかってるね。
○部省にマインドコントロールされて、ソフトドラッグとハードドラッグの区別もつかないで居るような
一般大衆とは一味違う(ぇ
そう思わせるような、マリファナ(おそらく)の話が一つあった。


・・・で、まともな感想も一応書いとくと
形式的に短編集って形で、短い物語が何個も収録されてる。
この作者、絵は元より物語の雰囲気も大好きでさ
淡々と描かれる中に、情緒や哀愁が漂ってる感じっていうか・・・・
それに、終わり方も綺麗にまとまってるわけじゃなく、突然コロッて感じで話が終わるんだけど
なんて言うか、後にのこる切ない残音感みたいなのが・・・これまた不思議と心に残る


どうも抽象的な表現が多くなっちゃったけど
この短編集も、その例に漏れない展開が多かったと感じた


描かれる平凡な日常に、他の作品にあるような強烈なテーマ(?)とかは感じられないんだけど
それでも読み入ってしまうのは、この人が描き出す世界の不思議だね