るろうに剣心「星霜編」

るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 星霜編 ~特別版~ [DVD]

４度目ぐらいかな････みた。
レンタルしたわけじゃないけど、不意にみたくなって。

そして毎度ながら、泣いた。
この作品、其々のキャラの「想い」が非常に強い作品に入ると思う。
それは「決意」「愛情」「信念」「憎しみ」「罪悪」「野望」色々あるけど
とにかくその想いと、因果が、強く強く結び合ってる

ドラマでも映画でもそうだけど、そういう作品には引き込まれるね

あとはそうだな･･･一部、羊のうたに似通ってるところが、感じられた
剣心に対する薫の尽くしようとか、深く愛し依存にも近いようなその姿
純粋な想いには胸を打たれる

また縁の、逆の意味で純粋な「憎しみ」
自分の全てを投げ打って、孤独の中で相手を憎む15年
なんていうかな････それは姉”巴”への想いの裏返し、反動でもあるわけだから
それはそれで美しいと感じてしまう

そして剣心
自分が消した命の業火に身を焼かれ
絶えず罪に苛まれ、自分を責め
それでも尚、目に入る人々を助けようと、苦痛の生を止め得ない

―その他諸々、本当に其々が
深い深い想いを貫いて生きてる作品だと思った

基本的に笑いやアクションで進んでく原作やTV版とは一線を画す
星霜編はシリアスな作品だけど
これはこれで素晴らしい。いつも思う。