この世界に”存在”する人間は一人だけ。この世に”認識”する人間は60億。


なーんとなく、少し哲学的な話をしようと思う。
最近、ときどき考えてた「人工知能」と「意識」の話。


本読んだりして専門的に調べたわけじゃなく
ほとんど全て、自分の頭で考えた内容だから、幼稚だったり間違ったりしてるかもしれないけれど。


さて、ちょっと前に耳にしたところによると、人工知能は究極の意味で実現不可能らしい。
”究極の意味”が何をさすかと言えば、「人間と同じ」ということ。
ロボット萌えの人が聞けば、誰しも残念がるだろうこの事実。僕も若干それに含まれるんだけどね。


・・・で、なぜ不可能なのかと言えば、それは”意識”を作り出すことが出来ないから。
それは辛いものを食べた時の”辛い感じ”、赤い色を見たときの”赤い感じ”など全般。
そもそも物質と、その反応結果の集合体でしかない人間に、なぜ”自分という意識”が存在し得るのか?
これは自己の存在証明として、既に不可能と論じられてる哲学に含まれると思ったし。
なぜ存在するのかわからん以上、それを作り出すこともまた不可能というわけ。


確かに、「命令」を与えることは出来ても、「意識」を与えることは出来ない
納得せざるを得ない論理である


―が、しかし。僕は思った。
実際に意識があろうがなかろうが、観測する側の人間を”騙せる”(意識があると勘違いさせる)次元なら
それはもう、ほとんどの意味で人格と呼んでいいんじゃないか、と。


さらに、不謹慎なこと承知の上で言えば
自分以外の人間は、プログラム(物質反応)に過ぎない可能性だって、否定は出来ないと思う。
相手の気持ちを”想像”出来ることはあっても、100%知ること・・・というより、感じることは出来ない
自分が自覚できる意識は、自分だけ。


仮に自分以外の人間がコンピューターだったとして、不都合(矛盾)は生じないでしょう?
そして、それがタイトルにある
「この世界に”存在”する人間は一人だけ。この世に”認識”する人間は60億」の意味
その、この世に存在する一人の人間・・・・それは誰か? もちろん、自分に他ならない。
あとは自分が勝手に、人間だと認識してるだけ。(この意味の「人間」=「意識」)


ちょっと説明がくどくなったけど
以上の結果を踏まえたうえで考えれば、人工知能・・・―「限りなく人間(他人)に近い人工知能」なら
今後実現は可能じゃないんじゃないかと、僕は思った。


で、だから何だって言われると、元がなんとなく考えをめぐらせた与太話だから・・・なんとも言えんのだけどw;
まぁ強いて言うなら


KOS-MOS、早くプリーズー!!!
彼女のようなアンドロイド(?)待ってますよ、時代は
いや、、、時代というのは語弊があるか、待ってますよ僕が。


・・・この際、ドラえもんでも可(ただし旧ドラえもんね)


PS,その意識が持つ”感触”を解き明かすのが
今最先端の脳科学の一つとして行われてる「クオリア」の研究なのかな・・・・。
だとすれば、それが解き明かされたとき=脳の意識の関係が数値化されたとき
究極に最も近い人工知能が生まれるのかな