嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん


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ネット徘徊してたら表紙にちょっと魅かれて
レビュー検索したらなかなか面白そうだったので購入


感想は・・・・こういう表現は使いたくないのだけれど(使いたくない理由は後日書くとする)
戯言シリーズに通じる雰囲気、構成があったかな
特に主人公のノリがとても近い印象を受けた。
全体的にキャラの立ち具合は、戯言のが勝ってる印象だったけど(そりゃそーだ、あそこまでのはなかなか無い


内容は結構、凄惨で残酷な描写があったりした。
ヒロインも、所謂ヤンデレに属するものだろう。
ヤンデレって最近ようやく知ったんだけど、僕の大好きな性格だった
溺愛とか、そんなヌルいレベルじゃない。狂信的な愛
例えば、恋人に言い寄る人が居たら殺してしまいそうな
例えば、恋人が自分のことを嫌いになったら、自殺か心中してしまいそうな
そんな人はとても好きです
―恋をするなら、お互いの「自我の境界」を消失してしまうぐらいのものがいい
・・・なんて、女の子じゃなくても、一度は憧れちゃうよね☆
さて、冗談もほどほどにして・・・と。今回のヒロインの子は想像未満だったけど。


ところで作品の全体像とは関係ないけど、局所的に印象に残ったところがいくつかある
その一つ、登場する精神科医の先生の言葉

「心の治療ってなに?」
喜怒哀楽を正常化すること? 正常ってどういう定義?
心を以前の状態に戻せばいい? どういう配分で?
回復の手助けをして自主性に任せる? 本人にその気があるかも知らないのに?

とても、共感した。そして僕も答えがわからない。