GOEMON


酔ってる。酔わないと日記がかけなくなるってのは、歳をとった証拠かな。嫌だ嫌だ。
でも逆に考えれば、昔は毎日を酔ってるのと同じテンションで過ごせてたのかな。すげぇ。


さて、巷で話題…でもないGOEMONを見てきた。先々週の土曜。
CMの映像を見た瞬間に、キャシャーンと同じ監督だとわかり、絶対に見ようと心に決めた作品だった。


他を圧倒する比類なき色彩美。
この監督の作品は、それ以外には絶対にない世界を持ってる。
なんだ所詮映像だけかと言ってしまえばそれまでに聞こえるけれど
カットの一つ一つが、まるで絵画とさえ言えるほどの輝きを持っているとすれば、それは十分賞賛に値するだろう?
実際、そうなんだ。


まぁ前作同様…(つっても前作を詳しくは覚えてないけど)
落とし所を間違えたなって感想は、正直持った。
クライマックスかと思った場面が3回もあるのは、如何なもんだろうとは思う。


けど、それらを差し引いても、満足の一言しか出ない。
映像単体としてこれだけ興奮できる作品も少ない。
絵が凄いのはもちろんのこと、演出も実写ながら現実離れしてるんだよね。
アニメ的…って表現しか出来ないのが口惜しいけど。五右衛門と才蔵の戦いとか、マジ鳥肌ものだった。


万人にオススメできるもんではないのかもしれんけど
このPV見て、感じるものがある人は、見て損はないと思った