ウィンブルドン


またしても、リアルテニプリを見た気がします。
とにもかくにも、妊娠中のミルカさん、こんなゲームを観戦していいんですかって言いたかった。
緊張と興奮の連続で、流産でもしたらどうするのって心配させられた。
つまりは、そういうゲームだった。


5−7、7−6、7−6、3−6、16−14
テニプリで、「あと100ゲーム行けるよ」なんてセリフがあったけど
実際に到達し、越えられそうにさせ思わされた、全77ゲーム。
むしろここで終ったのが幸運だと思えるぐらい、まさに永遠に続くと思わされた試合だった。


時間的には、去年のが長いのかな?
でも、ゲーム数は圧倒的に今回のが多い。ビッグサーバー同士の決勝戦だったから。
だからお互い、自分のサービスではエース、サービスポイントを連発。
お互いのサービスキープでゲーム数はどんどん増えていく中で、どちらが相手の少ないミスにつけこんで
ブレイクをするかが見物の死闘だった。


去年の死闘を演じた役者の片割れ、ナダルが今回欠場ということで
フェデラー勝利の消化試合となるかと思ったら、違った。
十分、伝説。
そういって差し支えないほどの試合を見せてもらった。


敗者のロディック
近年不調と言われながら、コンディションをここまで整えて演じたこの試合を見れば
彼は十二分に、勝者に値するプレーをした。


けど、センターコートフェデラーを選んだ。
ただ、それだけのこと。
元来フェデラーを応援してた僕でも、そう思わされる試合内容だった。
けど、おめでとうフェデラー