Happy読み終わった


以前書いた、クラスメイトのN君に貸してもらっていた漫画。
・・・・・面白かった・・・・・凄かった・・・・・・・
初めっから最後の最後まで、七難八苦に見舞われ続ける主人公
もうホントこれ以上ないってほどの苦境の中
気丈に、ただひたむきに、借金を返すためテニスを続ける”海野幸”には
それだけで感動を覚えた


また、小数なれど彼女を理解し、味方になってくれる人々
そんな人々にも、各々のエピソードが心に沁みる
例えば印象深いのが、海野の先輩である鳳圭一郎。世間知らずのお坊ちゃんが一心独立して
海野のために変わる姿が爽快だった。”―男になった―”作品通して、そんな表現が一番似合う。


そしてラストに唯一描かれた栄光。最強の女王ニコリッチとの死闘。
敵である彼女さえ、深い過去を持っていて、見てて激情に駆られてしまう。


この漫画は、テニスを題材にはしてるものの
本当に描かれているのはキャラそれぞれの物語だ
だから試合で非常識な必殺技の応酬もほとんど無い
けれど、それでもキャラたちの行く末を案じさせられ、気になってしまう魅力
そんなエピソードに飾られた、壮大なストーリー。
非常に面白かった。感動した。
貸してくれたN君に、お礼を言いたい。「ありがとう」