図書館で見つけたいい絵


市の図書館に行った時、たまたま廊下に並んでる絵をボーっと眺めてたら
心臓打ちぬかれるようなとても素晴らしい絵に出会った。
思わず数十秒見惚れてしまい、それから思ったのが「譲ってもらえないかな?」
それぐらい、素晴らしい絵だった。


とりあえず画家の名前だけメモして、家に帰って調べて見ると
井上直久。なんかジブリにも関係してる人らしい
絵に写ってる少女がシータに見えたんだけど、どうりで・・・ってわけでもないか
でも背景の”デカさ”は通ずるものがあると思った。


少し話が飛ぶけど、遠近法ってのがある。遠くのものは小さく、近くのものは大きく見える原理。
けど人間の脳は、遠くで小さく見えるはずのものを、実物大の大きさで感じることが出来るらしい
同じ風景を写したはずの写真でも、実際に行ってみないと凄さわからないって言われるのは、そういう理由から。
しかし宮崎駿は、その脳の補正を反映した絵を描くから、作品に臨場感が出るって考察番組を見たことがある
そしてこの画家にも、まったく同じことが言えるんじゃないかと強く思った。それが背景の”デカさ”という意味。


例えば、代表作品っぽい「借景庭園
見れば見るほど、その大きさに吸い込まれそうな錯覚に陥る
西のターミナル」自分が絵の中に居るような気さえ、起こさせてくれる
いずれにせよ、大好きな画風。というか構図というべきかな。(画風も普通に好きだけど)


最後に、図書館で見惚れた作品はこれ
「世界は私のコレクション」
佇む少女と後ろの背景が、なんかとてつもなく好きだった。


まだ販売してるみたいだから、買っちゃおっかな!?なんて思ったんだけど
値段を見ると¥240000・・・orz 5〜7万ぐらいなら考えちゃうと思ってたんだけど、甘かった;
ただ今は僕の経済環境的に、C:Pは合わないけど
就職して収入が増えて自由な時間が減ったら、十分買うに値する価格になると思うので
いずれそうなるまで残ってることを願って、今は我慢しようという結論に至った。